ぬるま湯と砂浴び

マイペースに本や家事のこと

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「和菓子のアン」と水無月

 

駅ナカに入っている和菓子屋さんで、”水無月”を見つけ思わず買ってしまった。

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水無月は旧暦6月を表す別名。

だけど現在の6月も同時に指しているよね(いわゆる旧暦5月)。

ざっくりとしたものですw 

いいよいいよ、ざっくりとかファジーとかいい加減とか大好物。

 

店員さんに聞いたら、年にもよるらしいのですがそのお店では5月末から7月中旬くらいまで販売しているそう。

 

下は白いういろう、その上に甘い小豆がのっている華やかとは呼べない、どちらかというと地味なお菓子。

形も三角だしね、武骨だね。

 

氷の節句で食べれらていたから白い三角は氷とも、四角を半分に切っているところから年の半分を表しているともいわれてます。

小豆の赤は祓いの意味で、過ぎた半年の穢れを祓い、残る半年の無病息災を祈って食べられていたとか。

 

和菓子の水無月を気にするようになったのは、「和菓子のアン」という坂木司先生の小説がきっかけです。

タイトルの通り和菓子がテーマで、誰も死なないミステリー小説(続編は「アンと青春」)。

 

和菓子って、お饅頭や大福にみつ豆やお団子など身近にあるものの、茶道を嗜んでいるわけでなし、上生菓子や干菓子はあまり手に取らないまま過ごしていました。

出先ではケーキを選んじゃうしね。

 

だけど、この「和菓子のアン」を読んで、デパ地下の和菓子屋さんがどうも気になるw

人でごった返している所は苦手なんですけど…洋菓子店に比べて和菓子エリアは比較的広く場所が取られていて、少しゆとりがあるの。

うう、助かります。

陳列もスペースが広くて、入ってくる情報が密じゃない。

このゆとりって大切だよね。

なので街に出た際は、デパ地下の和菓子屋さんへ行くことも多くなりました。

 

店員さんも落ち着いている方が多く、知らない事ばかりなのでお尋ねしても丁寧な説明が返ってくるのが嬉しいです。

 

さて、読んでいて和菓子にぽわわわ…となるのはもちろんですが。

 

主人公のアンちゃんのご自宅の朝食が美味しそうなのです。

おうちは商店街にあるので、朝食は商店街で揃うものばかり。

アンちゃんは代わり映えしない食卓が好きじゃないみたいですが…と、

本を読み返して正確に書こうと思ったのに、どのあたりだったかなぁ文章が見つからない!(本は手元にあるのよ)

どこにいったんだー!

…仕方がないので美味しそうな朝ごはんは私のなけなしの記憶を辿ります。

白ごはんはお米屋さん、お味噌汁のお味噌はお味噌屋さん、八百屋さんのキュウリのぬか漬け。

もしかしたらお茶屋さんの番茶や海苔とか、魚屋さんの干物や、お味噌汁には豆腐屋さんのお豆腐やお揚げさんが入っていたかもしれない。

私の頭にはそんな追加コンテンツが入ってくるから、人の想像力って怖いね。

記憶のねつ造だ。

間違えてたらごめんなさい。

というか間違えています、特に後半は希望を込めた想像ですし。

教えてくださったら嬉しいです。

 

あれ、もしかしてそもそもこれアンちゃん家じゃないのかしら。

アンちゃんのママがお勤めしているクリーニング店の新井さん家の食卓だったかもしれない…。

 

坂木司先生の小説は色々と登場人物の絡みがあります。

クリーニング屋さん、新井さんちの跡取り息子のお話は「切れない糸」。 

ベテラン職人のシゲさんが好きだ。

 

そのクリーニング屋さんに出てくるハチさん便(宅配便)のお話は「ワーキング・ホリデー」。

シリーズ化しています。

アンちゃんのバイト先の先輩もちょっこし出てくるよ。

主人公の元ホスト沖田氏が頑張る姿も、息子の進くんのごはんも読みどころ。

 

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